※5月12日にインクの混色についてTono&Limsさんから教えていただきましたので加筆、修正しました。ありがとうございます
各種ユニークで素敵なラインナップを次々と打ち出されるメーカーさん
個人的に各種シリーズが把握できなくなってきたので備忘録も兼ねて書きました
簡潔にまとめたつもりだけどすごく長いです
PCやタブレットで見るの推奨です
新作インクが発表されたときに、何となくシリーズの特徴を把握できてると自分が欲しいものがわかりやすいかなという理由で纏めていますので
・基本は自分で実際に買ったりイベントで見聞きした内容
・Tono&LimsさんのTwitterアカウントの情報
でまとめてます。大きく間違った情報はないと思いますが、適宜加筆修正されます。
特に販売状況などはイベントやフラッグシップ店によって変わってきますので、きちんとしたインクの仕様や販売状況を把握されたい場合は公式アカウントや販売店が発表する情報をご確認ください。あくまでこちらは個人による大まかな傾向のまとめになります
Tono&Limsさんに限らずラメ入りやギミックのあるインクの万年筆使用は基本自己責任です
レギュラーカラーはAmazonでの販売もあるので気力があったらあとでリンク見つけて張っておきます。
基本情報
メーカー:Tono&Lims
公式アカウント:Twitter Instagram サイト(韓国語)
販売されるインクの特徴は主に下記3点
・万年筆用インク(Crystal Line以外)
・種別は染料インク(Fixation Line以外)
・混色可能(染料インク同士・顔料インク同士内に限る)
カラー
— Tono & Lims (@TonoandLims) 2018年11月19日
今回のイベントにおいて
スタンダードカラー 2色
シリーズカラー 4色
イベント限定カラー
を発表させていただきます!
いずれも混色可能ですが、混色により品質が落ちる場合がございますこと、ご承知おきください
Crystal Line/Fixation Lineの混色要否についての記述が見つけきれなかったので個人的には混色不可として扱っています
Tono&Limsさんより顔料同士もしくは染料同士の場合であればCrystal Line/Fixation Lineであっても混色可能となっている旨教えていただきました!
万年筆インクは同一シリーズ内で混色可と明言されていない限り、どのメーカーのインクも混色はできません
気になる方は 万年筆 インク 混ぜる とかでググってみてください。
入手経路について
コラボインク
ご当地インクと称して店舗限定のインクが流行っていますが、扱いとしては同じイメージでいいと思います。
なので販売の管理や決定はコラボ先の店舗が実施されており、店頭のみなのか通販も対応するか、出展するイベントにも出すか等は全てコラボ先が決定されています。問い合わせ先はコラボ先になります。
若干語弊があるかもしれないですが、別の例でいくとセーラー万年筆さんが作ってる神戸インク物語(ナガサワ文具センター)についての在庫の問い合わせなどはナガサワさんへの問い合わせになるのと同じような感じです
※例外としてとのりむさんが主催のイベントではコラボ先の出展の有無に関わらず取り扱われることがあります
それ以外のインク
Tono&Limsさんが販売するインクとなるので
・数量限定インク
・イベント限定インク
以外はすべてレギュラーカラーという扱いになりAmazonでの販売をされています
ただ人気があるので入荷情報などでTwitterの公式アカウントをチェックすることをお勧めします
今把握してる分では下記がレギュラーカラー対象になります(一部例外はあるかも)
Standard color
都道府県シリーズ
Special Editions : Adult Night Line
Special Editions : Baby Color Line
Special Editions : Star Light Line
Special Editions : Earth Contact Line
Special Editions : Crossover Line
Friendship series
またAmazon以外だとフラッグシップスと言われる提携先の店頭で購入できます。
Tono&Lims フラッグシップス (レギュラーカラー取扱店:地域順)
— Tono & Lims (@TonoandLims) 2020年4月1日
ペンとインクと万年筆の店 樂
Pentonote
オカモトヤ
四葉商会
三光堂
Endpaper
ギフショナリーデルタ
NAGASAWA PenStyle DEN
アイデアスイッチ
石丸文行堂
すずめや(Fixation Line)#TonoandLims#とのりむ#インク沼
各シリーズ詳細
Standard color
レギュラーカラー
アマゾンで購入可能
所謂基本色
番号のみが振られています
セーラー万年筆のインク工房のようにユーザー側がコンセプトや物語を想像して創造するインク。季節やイベントのタイミングで新色が出てるようです
現在のラインナップ
Colors from Standard
— Tono & Lims (@TonoandLims) 2020年3月8日
スタンダードカラー チャート
2020 Spring Season#とのりむ#TonoandLims#インク沼 pic.twitter.com/rzamaUDsyC
都道府県シリーズ
レギュラーカラー
アマゾンで購入可能
花や植物をベースに各都道府県をイメージしたインク。
現在のラインナップ
Colors for prefectures
— Tono & Lims (@TonoandLims) 2020年3月5日
都道府県シリーズ カラーチャート
2020 Spring Season#TonoandLims#とのりむ#インク沼 pic.twitter.com/TcHlGXhV1H
どの色も素敵ですが個人的なおすすめは青森です
#宇宙遊泳クリパ で追インクしてしまったイカれた仲間を紹介するぜ
— みこと(●ー●) (@aion969_op) 2019年12月21日
インクガチャ2色(会場に戻ったらやってたので脊髄反射で引いてしまった)
尚貴堂さんアマルフィ(試し書きさせてもらってもうダメだった)
とのりむご当地インク青森(青森出身のとまさんに勧めるつもりが己が落ちた)
以上だ!! pic.twitter.com/VCFjbMOQmN
ハマチとブラッディメアリーは太めのニブに入れた方が好みな気がするので結局細字にはとのりむさんの青森を
— みこと(●ー●) (@aion969_op) 2020年2月10日
真紅でもなく朱色でもなく、でもたしかに真っ赤でほんのり黄みピンクが透ける感じでとても良い
りんごを皮ごと煮込んで作るシロップみたいな色#とのりむ #TonoandLims https://t.co/RpF1hYBaZ7 pic.twitter.com/RZFOWStKdm
Special Editions
レギュラーカラー
アマゾンで購入可能
Adult Night Line
濃くてしっかりめの色を取りそろえたシリーズ
主観ですがコーラやコーヒー等香りがついたものが多いイメージです
〝ナイトラボパッケージ〟が採用されています
Adult Night Line
— Tono & Lims (@TonoandLims) 2019年9月23日
カラーパレット#TonoandLims#とのりむ#インク沼 pic.twitter.com/e6t2aCH5L2
Baby Color Line
淡くて優しい色がコンセプト
更に命名によってスイーツシリーズとUシリーズに分かれています
パステルカラーとかペールカラーといわれる色味が対象になると思われます
甘い色がメインと思っていましたが和三盆など淡くとも渋い色も取り扱われています
現在のラインナップ(ここに5月の新色が加わる)
Colors as Baby
— Tono & Lims (@TonoandLims) 2020年3月6日
Baby Color Line カラーパレット
2020 Spring Season#TonoandLims#とのりむ#インク沼 pic.twitter.com/LcmKHXUsWB
Star Light Line
実在する星の名前を冠するシリーズ
ブラックライトで光ったり、使用する紙によって色が変わる魔法みたいなインク
名前とコンセプトからラメが入っていそうですが、現時点ではラメは入っていません
現在のラインナップ
Colors by Star Light
— Tono & Lims (@TonoandLims) 2020年3月7日
Star Light Line カラーパレット
2020 Spring Season#TonoandLims#とのりむ#インク沼 pic.twitter.com/wQbyrfCT12
Earth Contact Line
鉱石がコンセプト。今まで出たインクにはすべてラメが入っているので私はこのラインはラメ入り必須のラインかなと思ってます。
現在のラインナップ(ここに5月の新色が加わる)
Colors in Earth Contact
— Tono & Lims (@TonoandLims) 2020年3月8日
Earth Contact Line カラーパレット
2020 Spring Season#とのりむ#TonoandLims#インク沼 pic.twitter.com/su8Q162EqJ
スタンダードラインの中では個人的に一番新作の発表にソワソワするシリーズ
一押しはビルマトルマリン
このツイート予測変換でブルマって出ちゃってもう死ぬほどやってしまった感あるけど一番ラメがきれいに写ってるのでこれを引用せざるをえなかった
ブルマトルマリンのラメはえぐいことをSNSで知ってたつもりだったけどいざ自分がガラスペンで書いてみたらそのえぐさに頭抱えました
— みこと(●ー●) (@aion969_op) 2019年12月21日
今回のオカモトヤ限定ホワイトクリスマスもえぐいです
どちらも拡大するととんでもない
紙:ヌルリフィル
筆記:ガラスペン#とのりむ #インク沼 #宇宙遊泳クリパ pic.twitter.com/S7nVao7EQA
Crossover Line
音楽とのコラボ
QRコードが箱の内蓋に印字されてるので
眼だけなく耳でも楽しむインク。斬新。
コラボシリーズ(後述)で作ったインクを逆輸入して全く新しいものとして打ち出したりと遊び心がすごい
新色のお知らせ
— Tono & Lims (@TonoandLims) 2020年4月26日
Crossover Line
Flight of the Bumblebee
俗称「bee」
あの一世を風靡中の尚貴堂さんの「はちみついんく」の続編
リムスキー・コルサコフの名曲を聴きながら、蜂蜜&ソーダの香りを嗅ぎながら
黒ラメの入った「はちいんく」をお楽しみください@sho_kido #TonoandLims #インク沼 pic.twitter.com/n0Z2bRuF4P
蜂モチーフ大好きなので今回のオンラインイベントで一番に買いました
今回一番気になってたBee
— みこと(●ー●) (@aion969_op) 2020年5月8日
はちみつインク持ってるけど見た目からして全然違う
黒粉たっぷりでノーマルなはちみつインクより視認性が高そう
匂いは蜂蜜より少しソーダっぽいなって思ったけど後で紹介見返したら蜂蜜とソーダの匂いって書いてあったので凄いな…?#TonoandLims#宇宙遊泳 #インク沼 pic.twitter.com/lNXyxb5KNE
1 Year Anniversary
※現時点ではアマゾンで購入可能ですが完売後は継続で販売されるかは不明です
1周年記念インク(全4色)
無色でブラックライトに反応するinkに多色ラメだったりと暗号めいた手紙やメモが残せそうな遊び心満載のアニバーサリーインク
1 Year Anniversary
— Tono & Lims (@TonoandLims) 2019年12月1日
SPACE - Universe
透明なインクにラメを加えた
ユニバース
紙の上では筆記後ラメのみ残る新感覚
さらにブラックライトで蛍光を発します#TonoandLims#とのりむ#インク沼 pic.twitter.com/oF3DbmAgb8
Friendship series
レギュラーカラー
アマゾンで購入可能
主にとのさんのお友達をフィーチャーしたインク
コンセプトやイメージはコラボインクに近いですが、こちらはレギュラーカラーなのでAmazonで購入できるシリーズです。
色んな方を色んなイメージ・コンセプトで作られているのでラメ入りだったり、遊色したりバリエーションに富んでいます。
Friendship Seriesでは。。。
— Tono & Lims (@TonoandLims) 2019年8月27日
主にとのが、自らの友人を(勝手に)フューチャリング
まつわる色を作製させていただくシリーズです!
いつもお世話になっている友人に向けて、他のブランドではおそらくできないシリーズ
いつか、突然あなたのところにも連絡が?#TonoandLims#とのりむ#インク沼
こちらはオカモトヤさんとのコラボインク(ラメ入り)と同じベースカラーをラメ無しにしてフレンドシップシリーズとして販売したケース
新色のお知らせ
— Tono & Lims (@TonoandLims) 2020年4月28日
Friendship series
「White」
表面がホワイトでも中が黒かったら嫌だよね
でもインクでやったら面白いよね
そんなオカモトヤ専務&店長との話で決まった企画
白箱から黒インク
Tono&Limsバージョンはストレートなブラックカラーです(ラメなし)#TonoandLims#とのりむ#インク沼 pic.twitter.com/NsbCr6DKSt
私はこちらのラメ入り(コラボインク/販売元オカモトヤ)を購入しましたけど黒インク×白ラメで使い勝手も見栄えも最高でした
そしてこれも絶対買おって思っていたオカモトヤさんとのコラボインク「働き方改革」
— みこと(●ー●) (@aion969_op) 2020年5月8日
黒インク×白ラメ
ラメが細かいので一見落ち着いたチャコールグレーのインクに見えるんだけど角度や光でこのようにギラギラになります。安定のとのりむさんクオリティのラメ感です#TonoandLims#宇宙遊泳 #インク沼 pic.twitter.com/sgYszJTIWN
Crystal Line
ガラス作家さんとのコラボライン。
インクの性質がほかのラインと違うようです(CrystalLineは万年筆不可)
コラボラインとは別ラインになっていますが、販売時の扱いはコラボインクと同じと思われます
Crystal Line
— Tono & Lims (@TonoandLims) 2020年3月1日
第一クール第一弾を発表させていただきます
本ラインは、コラボさせていただいた各ガラスペン作家さんが参加されるイベント等で直販されます
またTono&Lims主催のイベントにおいて、作家さんが参加されない時には、Tono&Limsからの販売させていただきます#TonoandLims#とのりむ pic.twitter.com/2IpVzpwsMl
ラメ入りのものが多くてとても華やか。
1色くらいは欲しいと思いながらガラスペンだけで果たして使いきれるかどうか…?と二の足を踏んでいます。多分時間の問題でそのうち沼でじゃぶじゃぶ泳ぎだす
Limited Editions
イベント限定色
数量限定品とはまた少し違う扱いのようで、イベント会場での販売品を指すようです
なのでおそらく終売の告知などがない限りはイベント毎に販売が継続されます。
オンライン de A Space Walk 2020 Spring
— Tono & Lims (@TonoandLims) 2020年5月1日
Tono&Lims イベント限定色
イベント会場でしか販売しないインクを、今回のオンラインイベントでは、販売店にてお求め頂きます
お問い合わせください#宇宙遊泳#TonoandLims#とのりむ#インク沼 pic.twitter.com/9pjKZjVPmO
過去2回ほど買い逃してしまったblueberrytapiocaですが今回のオンラインイベントで購入できました。ありがたい。そして物凄く可愛い
何度か購入チャンスがありながら買えてなかったブルーベリータピオカ
— みこと(●ー●) (@aion969_op) 2020年5月8日
ラメがすごい!っていう触れ込みで確かにそうなんだけどもこのインクは書いてみるとこの揺らぎというか遊色が素敵で堪らんです。瓶にタピオカ模したビーズが入ってるのも攪拌しやすくていいです#TonoandLims#宇宙遊泳 #インク沼 pic.twitter.com/PA8k07DHzy
コラボインク
他店や他ディーラーさんとのコラボインク。販売元はコラボ先になります
入手経路についてで記載したのであまり書くことがない
コラボが活発なディーラーさんだと個人的には尚貴堂さんやEndpaperさんがぱっと浮かびますね。発表されるたびにうわああああああ!っていいながら元気に沼に飛び込んでます
尚貴堂さんのインク届いた
— みこと(●ー●) (@aion969_op) 2020年3月26日
知ってた、とのりむさんのラメインクはラメが微細でインクと混ざるとえぐいのは知ってた。Burma tourmalineとかで知ってた。知ってたけど今回も凄いです。ラメがとても細かいので線を引くとラメインクというよりインクに馴染んでメタルインクっぽく見えるのです#とのりむ pic.twitter.com/eWuAcccy8f
Producer Line
季節ごとに発表されるミクサブルインク
とのりむさんではDIY専用インクと表現されてます。
今までのインクでも基本混色可能ですが、より混色しやすく遊び易くを意識されたインクのようです
Tono&Limsインクは、いずれも混色しても大丈夫な仕様です
— Tono & Lims (@TonoandLims) 2020年2月29日
しかしながら、もともと混色を前提の色味ではありません
また初めての方にとって、混色のハードルは低くはないと思われます
そこで今回混色前提でのインクを、新しい領域への入り口としてご提案いたします#TonoandLims#とのりむ#インク沼 pic.twitter.com/9fUCUlrBBH
Fixation Line
顔料インクのシリーズ
ラメはあったりなかったり(5月の新色はラメ入りです)
Fixation Line
— Tono & Lims (@TonoandLims) 2020年2月24日
顔料インクはその原料によってインク自体の質が大きく左右されます
試行を重ね、やはり顔料の世界でベストと言われるサプライヤーからの原料をベースとすることに
顔料でも我々らしさを
さあ!新しい沼へ#TonoandLims#とのりむ #インク沼
デザインbyすずめや@suzumeyabooks pic.twitter.com/WFfz8DVONK
顔料でラメってものすごく気になるーーー!!!!
しかし顔料インクを万年筆で使うのちょっと抵抗ある派なので迷いどころ…
ラメなしの色もとても気になります。
顔料で柔らかい色って意外とありそうでないですよね
萌とかとても好きな色味
2020スプリングシーズン新色
— Tono & Lims (@TonoandLims) 2020年2月28日
Fixation Line
「萌」
顔料インク 3色目
顔料で淡いピンク色も欲しいよね!と思い作りました
「もえ」#TonoandLims#とのりむ#インク沼 pic.twitter.com/Dyaf3J6Pzq
インクガチャ
イベント限定(開催されない催事もあります)
ワンコインでくじを引いて当たった色のインクがもらえるという、とのりむさん側はこれで大丈夫なのかと我々が心配になる太っ腹ガチャイベント
沼でガチャを引くというワクワク感は物凄いです。
用意数や種類などはイベント等によって違ったりするようです。
A Space Walk 2019 Autumn TOKYO
— Tono & Lims (@TonoandLims) 2019年9月28日
Ink Labについて
インクガチャについて#TonoandLims#とのりむ#宇宙遊泳東京#インク沼 pic.twitter.com/NBo6UNd8nC
Ink Lab
とのりむさんと対面で好きな色を作ってもらうイベント会場限定のスペシャルメニュー
現在はコロナの影響でオンラインやメール、おまかせ等、いろいろメニューや種類があります。
開催タイミングや注意事項、メニューなどは催事毎に違うので気になる方は「マメに公式チェックして」の一言に尽きる